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【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク ~うれしい報告!
2022. 4. 17/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
久々の、本当に久々のコーヒーブレイクです。もうこのシリーズ、終わってしまったと思われていた方も多いと思いますが…
言い訳をさせていただくと、告知や学校情報が多くなり、後回しになっていました。もともと「ツレヅレなるままに」がこのシリーズのコンセプトなので、お許しください。

少し前になりますが、授業前デスクで事務作業をしていると教室の前に車が停まった気配。玄関のドアを開けてみると、ひとりの青年が赤ちゃんを抱きかかえて車から降りてきました。
「オレ、わかりますか?」
「おお、大ちゃんか!」
小学生から中学生まで、かなり長い期間通ってくれた元塾生でした。
そして後ろからもうひとり
「私、わかります?」
「あかねちゃんだね。」
彼女も中学生の頃、ずっと通ってくれた元塾生。
「オレたち結婚して、去年娘が生まれたんです。塾長いるかなと思って・・・」
「そうか、よかった。ホントによかった!」
二人は同級生。そう言われてみれば、通塾していた頃から二人が付き合っているという噂を耳にしていたような。

「いくつになった?」
「30です。今、高校で体育の先生をやってます。」
「そうか、立派になったなあ。」
「塾長に鍛えられましたから(笑)」
私が今より少し血の気の多かった頃です。いつも元気で、ちょっとやんちゃだった大ちゃんのことは、当時よく叱っていたかも知れません。
そんな生徒がこうして娘を連れて顔を出してくれる。私にとって至福の時間です。

この春、お蔭様で多くの新入生が自由塾の門を叩いてくれました。その中には、お父さんが元塾生のジュニア君も。これで何組目の「親子で自由塾生」でしょうか?
今年44周年を迎える自由塾ですが、こうして長く付き合ってくださる方々がいらっしゃることは私のささやかな誇りとするところです。

春は多くの新たな出会いからくる期待感と塾を巣立っていく生徒たちを見送る寂しさの交錯する、私にとっては少し複雑な季節です。
それでも気持ちを新たに、まずこれからまた1年、がんばります!

「いきいきと学ぼう!」
 自由塾代表 中島正浩

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都立白鷗中学合格! ~Sさんの保護者様からいただいたお手紙
2022. 2. 22/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。

昨日で都立高校の一般入試も終了。あとは発表を待つばかりです。
大学入試の日程を若干残していますが、1月から続いた受験シーズンもまもなく幕を閉じようとしています。
今年度は例年以上に中学受験生も多く、その分ずっと走り続けたこのひと月余りだった気がします。

正直なところ今年度の受験を総括する余裕もまだないのですが、そんな日々の中、先日、心温まるお手紙をいただきました。
お手紙をくださったのは、今年度都立白鷗中学に合格したS.Hさんの保護者の方です。



まずは全文を掲載させていただきます。

『無事中学受検を終えることができました。親子ともに不安な日々を支えていただき、本当にありがとうございました。
 受検を終えて一番嬉しかったのは、先日娘の言った「都立中を受検して良かった。適性検査の勉強が楽しかったから」という言葉でした。
 思い返してみると適性検査の勉強がわからない、つまらないなどと言ったことがなく難しくてもいつも全力で取り組んでいたと思います。
 考えることが楽しいと思える力をつけてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 「受検はゴールではなくスタート地点」。
 これからまた自由塾で学びながら、自分の夢をさがしてほしいと願っています。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。』

拝読させていただいて、塾冥利に尽きると有難く感じ入りました。
「考えることが楽しいと思える力」 ・・・私たち自由塾が求めているのは、まさにこれです
すべての学習に必要な力ですが、特に都立中(公立中高一貫校)受検ではこの力が強く求められます。
言い方を変えれば、このような力を持っている子が狭き門の都立中に合格すると言っても過言ではないでしょう。

S.Hさんは小1の時から自由塾に通ってくれました。
小1から小3まではラビットコース
小4はプレ都立中受検対策クラス(思考・表現の時間)
小5から都立中受検対策クラス

と、まさに私たちが描く都立中受検のモデルコースを一切ぶれることなく歩んでくれました。
そんな日々の積み重ねで、考える力や表現する力を着実につけていったように思います。
念のため、付け加えておきますが、彼女は低学年の頃から学ぶ姿勢がついていましたし、自らを律することのできるしっかりした子です。
だからこそ合格できたのであって、決して自由塾のお蔭で合格できたなどとおこがましいことは思ってもいません。
ただ、微力ながらもお役に立てたのなら、うれしい限りです。

合格発表後、ご家族皆様でご挨拶にいらっしゃいました。
その時に私からお父様、お母様にこう申し上げました。
「6年後大学生になったら、自由塾の先生をやってもらいますから。予約しておきます。」
しっかり者で、誰より自由塾のことを理解してくれているS.Hさん。
間違いなくいい先生になります!彼女とも長いつきあいになりそうです。

悲喜こもごもの2月。
多くの喜びと、少しの悔しさもありました。
そんな中で、新たな気づきや反省、明日への活力をいただきました。

さあ、3月1日から新年度です。がんばりますよ‼


「いきいきと学ぼう!」
 自由塾代表 中島正浩


  

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一生モノの合格体験記 ~安田学園中学先進コース合格 Tさんのお母様
2022. 2. 9/日暮里教室のブログ / 入谷教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
中学受験もひと段落といった感じで、受験シーズンもいよいよ後半戦です。
この時期、教室には毎日、様々な報せがあります。朗報もあれば、悔しい報せも…。
一喜一憂する毎日ですが、そんな中、中学受験を終えた生徒のお母さまからいただいた合格体験記は強く心に響きました。

体験記をいただいたのは、安田学園中学先進コースに合格したT.Yさんのお母さま。
「体験記、書き上げたのですが、長過ぎますよね?長過ぎるようなら短くします。」とご連絡いただきました。
私も最初1200文字程度と聞いた時、正直ちょっと長いなと感じました。
でも一読して、この体験記は一言一句たりとも削ったり、編集したりはできないと強く思いました。
ここに原文のまま掲載させていただきます。


『2月1日夜。娘はこの日の午後受験した,第二希望の学校の合格を頂くことができました。

コロナ禍での中学受験は,当初から辛いものでした。中学受験専門の集団塾に4年生から通塾していたものの,4年生の2月に本格的なカリキュラムが始まったところでの小学校一斉休校・塾の授業のオンライン化。授業内容が一気に高度化したにもかかわらず,自宅でたった一人タブレットで受ける授業についていけるわけもなく,私もやる気を失った娘をただ叱るしかできず,本人も,家族も,辛い時期でした。

受験断念も考え集団塾を退塾させ,勉強から離れさせた5年生の夏を経て,やはり受験したいと娘が言い出したのは秋のことでした。オンライン授業は嫌だ,対面授業がいい,という娘を連れ何か所も塾の見学をした結果,選んだのが自由塾でした。

この時点で模試の成績は,偏差値40。算数に至っては,偏差値27を叩き出したこともある娘の状況を的確に把握し,娘に合った内容の指導をしてくださっていることは,通塾し始めてすぐにわかりました。宿題が多いのは嫌だ等と言い,出された宿題もこなせなかったはずの娘が,塾が楽しい,宿題をもっと出してほしい,と言い出すまで,半年もかからなかったと思います。6年生になると,偏差値はコンスタントに60を超えるようになりました。

そして1月の受験。初戦では合格を頂けたものの,その後体調不良が重なり2校続けての不合格。このまま2月も…と不安になりましたが,中島先生からは「志望校を受けさせましょう。娘さんを信じましょう」「お母さんの不安はわかります,でもそれは私に話してください。家では笑顔でいてください」と何度も勇気づけていただきました。

その結果娘は,抑えにしていた学校の合格を掴んでくれ,2月受験への弾みがつきました。

2月1日午前の第一希望の試験はとても難しかったそうです。でも力は出し切った,という娘は元気に昼食をとって,午後の第二希望へ。第二希望の受験が終わり迎えに行くと,「午前の問題に比べて簡単だった!できたと思うよ。自由塾に行ってくる!」と,私を置いて塾に向かってしまいました。

そして,冒頭の合格発表。第一希望は,この時点で再チャレンジも可能でしたが,娘はすっきりした表情で,「受験してわかった。この学校に入れたとしても,あんな難しい問題を解いて合格してくる同級生の中に入ってついていくのは無理。憧れの学校だったけれど,もういい。第二希望に行く」と言ってくれたのです。

こんなに清々しく,悔いが残らない受験で終えられるなんて,受験勉強を再開した時点では想像もつきませんでした。

一度はやる気を失っていた娘を辛抱強く指導してくださり,また,娘を信じましょう,希望の受験を叶えさせてあげましょう,と応援してくださった自由塾日暮里校の先生方の存在なくして,この結果はなかったと思います。本当にありがとうございました。』


読み終えて、涙を禁じ得ることができませんでした。
いつもひたむきに机に向かっていたT.Yさんの姿を思い出し、いろいろな思いが込み上げてきました。
何より、「多少なりとも役に立てて本当によかった!」そう思いました。

「自由塾を選んできてくれた生徒たちのために、何か少しでも役に立ちたい。」
その思いが私が塾を生業として続けられている一番のモチベーションです。
すべての子供にとって、自由塾がベストの選択なんてもちろん思っていません。
でも自由塾のようなスタイルを求めている子がいて、自由塾のようなやり方の方が合う子、伸びる子がいるのも事実です。
私たちの在り方、やり方は間違っていないと確信することができた体験記でした。
そして、そんな子供たちのために、まだまだがんばろうという思いを新たにすることができました。


お忙しい中、すてきな体験記を書いてくださったT様、本当にありがとうございました。
いただいた体験記、ずっと大事にさせていただきます。


 「いきいきと学ぼう!」
  自由塾代表 中島正浩



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都立高校 推薦入試組 大奮闘‼
2022. 2. 6/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
2月に入り、受験シーズンも佳境ですが、2/2の都立高校の推薦入試の発表日はかなり興奮してしまいました。

都立高校の推薦入試の今年の平均倍率は2.52倍。
つまり2〜3名に1人しか合格できないという確率。狭き門です。
中学校の先生には、宝くじみたいなものだから、一般入試に備えてしっかり勉強しておけとおっしゃる方も多いようです。
私もそれに近い感覚を持っていました。

ところが、今年推薦入試を受験した自由塾の生徒達の奮闘ぶり。正直なところ私自身が驚いています。
以下がその結果です。

入谷教室 4名受験中4名全員合格
日暮里教室 9名受験中7名合格

合わせて13名中11名合格という素晴らしい結果。
中には6倍近い倍率の難関校青山自校作成の墨田川上位人気校の小山台に合格した生徒もいます。
ここ一番でしっかり結果を出した生徒たちに心からの拍手を送ります。

まだ興奮冷めやらぬといったところですが、少し落ち着いてこうした成果を出せた理由を考えてみました。

①定期テスト対策をしっかり行い、内申確保に力を入れてきたこと。
②推薦入試で課される小論文対策を適切に施したこと。

そして実はここが一番のポイントなのですが
③素直ないい子たちばかりであること。
面接も課される推薦入試ではこれは重要なポイントです。

結局、自由塾は生徒たちに恵まれているという結論に達しました。
素晴らしい塾生たちに感謝ですね。

とは言え、まだ私立高校、都立高校の一般入試そして大学入試もこれからです。
気持ちを切らすことなく、全ての受験生が笑顔の春を迎えられるよう、がんばります!

 「いきいきと学ぼう!」
  自由塾代表 中島正浩

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都立中受検クラス 最後の授業で生徒たちに伝えたこと
2022. 2. 3/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
今日2/3は都立中高一貫校の入試日でした。
昨晩、仕事を終えての帰り道、三島神社に立ち寄りお参りをした後、今日受検(都立中入試は「受験」ではなく、「受検」と書きます)する一人一人の顔を思い浮かべながら不落旗を見上げました。
(三島神社の不落旗についてはこちらを クリック

さて、そんな彼ら都立中受検生の受検直前数回の授業は、残念ながらオンラインになってしまいました。
直前の仕上げ、声掛けをしっかり向き合ってしたかったのですが、現在の状況を鑑み万が一を考えて、あえてオンライン授業に移行しました。
オンラインになりましたが、各担当講師共々、限られた条件の中でできる限り精一杯のことは取り組めたと思います。

受検前最後の授業で、私は受検生達にこう話しました。

「受検はゴールではなく、スタート地点だよ。」
パソコンの画面越しにも生徒たちが「えっ?」という顔をするのがわかりました。
「合格を目標にがんばってきたのに、ゴールじゃないの?」

そこで、もう一押し。
いい結果が出ようと、残念な結果が出ようと結果が出てからの方が、ずっと大事なんだよ。
 受検後をどうやって過ごすか、どうやって生きていくか、そっちの方がずーっと大事!
 受検ぐらいで燃え尽きてしまうような、そこがゴールになってしまううなつまらない人生だけは送るなよ。いいね。」

そう言って、彼らを入試に送り出しました。
合否に関わらず、彼らにはこれからもっと大事なこと、大きなことが訪れるはずです。
そこを見失うことなく、これからの人生を雄々しく生きていく
そんなたくましい人間になってほしい。

毎年のように受験(検)生達に言っていることですが(こちらのブログでも何度か書いていますが) 、心からそう思うのです。
明日は立春。まだまだ寒い日が続いていますが、春の陽光が受験(検)生たちの背中を温かく照らしますように!

 「いきいきと学ぼう!」
  自由塾代表 中島正浩

 

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