
- 【序章全文公開】ブラボー先生初書籍、いよいよ発売です!
- 2020. 2. 24/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
〜あらすじ〜
勢いで書籍出版を決めて、バババっと第一稿を書き上げたのは2019年の5月。なのに、ちょっと読み直して気に入らなければ書き直す、書き足す、やっぱり消す(笑)とかやってたら案の定ズルズルと日は経って。2020年になってもう2ヶ月過ぎてようやく発売まで後少し、という所までこじつけんだってさ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
はい。
いよいよここまで来ました。思えば長い道のりでした。執筆が本業ではない私が、猛烈に働く合間を縫って(笑)、まさに身を切る思いでつづった初の書籍。さあ、いよいよ日の目を見るときが来ました。本の内容がずばりタイトル、『“今の倍ほめてけば、きっと子どもはのびのび育つ”という本書の要約のような仮説と、ブラボーな5つのキーワード』がAmazon他インターネット限定で発売になります(書店に置くと在庫えげつないからね)。講師生活20数年(講師以外にも結構色んな事してたけどね)、たくさんの子どもを見てきてたどりいたこの仮説。仮説っつったって、私はがっつり確信持って指導していますよ!
さて、やっとスタートラインに立てました。皆さん、ここからです(皆さん?)。どーやったら、1人でも多くの方に読んでいただけるか。悩みました。で、いろいろとググってみました。そうすると、良い書籍って【はじめに】を読むとどんなにその本が魅力的なのかがわかるそうで。大体が、その本の要約なんですって。まあこっちはそれよりは強い、タイトルで本の要約わかるけれども。
いやでも、そうか。アレを挑戦しよう。
『わが社に前例がない』、と渋るプロデューサーを口説き落とし、本日ここに、書籍の序章を全文公開。有名絵本作家(兼お笑いコンビキングコングのツッコミ担当)にしのあきひろ氏の二番煎じです、ハイ。それでは、どうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━
・・・・・・・・・・・・・・・
【はじめに】
はじめまして。お手にとっていただきありがとうございます。私は東京の下町で学習塾を経営している塾の先生です。
「塾の先生が本書くの?」ハイ、そうです。ただし、勉強のことについて少しは触れますが、公式や文法を書くつもりはありません。この本の目指すところ、それはいわば「多感な時期の子どもを持つ保護者のための子育てエッセイ」です。
私たちが勉強している学習塾は、隣町に「ペンは剣よりも強し」のあの男子校があることもあり、名だたる超大手チェーン進学塾から個人塾まで、ありとあらゆる学習塾が乱立している地域にあります。もうそれはそれは、本当に。
私たちは、中小塾というカテゴリーの中ではそこそこ大人数の子どもたちと、毎日ワーギャー言いながら、楽しく勉強しています。でも、塾生の中には、最初から楽しく勉強できている子もいれば、そうではない子もいます。まだまだ勉強することが楽しいってことがわかっていない子も。私たちのミッションは、「自由な発想で、自ら考え未来を切り開く力を持つ子どもを多く育てる」ことで、塾是は‘いきいきと学ぼう! ’です。日々、そうした子どもを育てるために文字通り汗をかき、知る喜びを経験してもらうために、私たち大人はどう接していけばいいのだろう、と考えています。
あ、そうそう。こんなタッチでずっと書こうと思っているので、仰々しい感じの教育本だと思った方は、ごめんなさい。別の本をお探しください。
物好きなアナタ笑は、以下へ。
塾では、保護者との距離をできるだけ狭め、なんでも相談できるようにしています。ですから、夜中であろうと休日であろうとひっきりなしに塾のLINE公式アカウントへメッセージが送られてきたり、何度も言っているのにアポなしで塾を訪問されたり(授業中ね)・・・ワオ笑。
塾内SNSには担当講師からの教務日誌が毎日UPされています。私はヒーヒー言いながら、それでも子どもたちの成長をニヤニヤしながら読んで一件一件講師に返信したり、お母さん・お父さんの子育ての相談や勉強の相談に乗ったりと、毎日それなりに忙しくすごしています。そのほか挙げればキリがないのですが、毎週ブログで教育コラムを書いたり、内部生向けメルマガを書いたり、組合のお仕事をやったり、授業したり、ミーティングしたり、とまあとにかく私は自分を忙しくすることが好きみたい。果てはYouTuberにもなりました。幼なじみからはワーカホリックとかセルフブラックだなんてありがたくもないあだ名をつけられる始末。
ところで、塾の面談や、LINE公式アカウントでメッセージのやりとりを保護者としていると、いろいろなお悩みが一つ二つの行動で随分と改善できるのかな?と思うようになりました。それは、「やっぱりほめて育てたほうがいい」ということです。子どもって、認めてほめてあげると、本当に喜ぶんですよね!でも、親御さんて、未来に目が行きがちで、どうしても「大切なイマ」がおろそかになることが多いです。子どもは「今ほめてほしい・認めてほしい」と思っているのに、お母さん・お父さんが今ではなく、もっともっと先の方を向いているせいで、それに合わせることができずに、いつしかお子さんは、勉強をやっても面白くなくなっていってしまいます。
私は控えめに言っても、けっこうほめます。基本大げさにほめます。時に叱りますけど(めちゃんこコワいらしいですけど笑)、その倍ほめるようにしています。ほめるときには、「ブラボー!」と大きな声でほめてあげてます。学習記録にも、ささいなことでもほめる材料を見つけてほめてあげます。ブラボー!って書いてあげるのです。それは本当に小さなことかもしれないけれども、そうやって子どもたちをその気にさせています。とても芝居がかった「ブラボー!」だし、特に思春期の中学受験生、高校受験生はリアクションをだんだんとってくれなくなるけれども泣、ほめられて嫌な子なんていないだろう?!って思いながら、プレッシャーにならないような絶妙なあんばいで、いつもほめています。
塾にはたくさんの講師がいますから、彼らにも、子どもたちをほめ倒すように口すっぱく言っています。そして私は、会心の授業ができた、と報告してくる講師のこともほめ倒します。「ブラボー!」は生徒だけではなく、講師にも親御さんにも言っています。私の周りがみんな幸せに、ブラボーな誇らしい人生を送れるように。
子どもは承認欲求の塊です。そんな彼らをちゃんと認めて、ほめてあげましょうってことで、この本では私のニックネーム(というかペンネーム)である、【ブラボー(BRAVO)先生】から、語呂合わせで5章に分けて、いろいろと子育てや学習塾に行っている子どもの悩みについて「ほめ育て」の観点から書きつづっていこうと思っています。今は序章ですから、私もどんなことを皆さまにお届けできるか、とってもワクワクしています。楽しみ笑。
この本を書くにあたってプロデューサーと話し合ったのは、私が経営する学習塾を知らなくても、保護者に私の言いたいことがわかるようにすることです。当然ですね。ですから、極力塾の紹介を書かずに進めていきます。もちろん、実在する学習塾ですし、「ブラボー先生®」は商標を取っているので、まあ調べたらすぐにわかりますが、とにかくそういうことです。
あと、書いているコイツは誰やねん!というツッコミもあるでしょう。著者紹介があったほうがいいかしら?ということで、私がどんな人物かがわかるようなコラムを各章の終わりに入れていくのはどうですか?とプロデューサーと編集者にお伺いをたてたら、まあ無論書く前ですからね、「どうぞどうぞ」と。まあいいから書いてみな、後でダメ出ししてやるから、てなもんですね。この文章と、各章末にコラムが載っていたら、それはその後カットされなかったんだな、と思っていただければ笑(逆にこの文章が残っていたら、コラムはちゃんとあるぞってことですよね)。乞うご期待。
ゴーストライターに依頼するお金が惜しいので、一語一句まるっと全て、自分で書きました。
毎週のブログやメルマガの締め切りに追われ、クラスの準備に追われ、走り続けながら書いたこの書籍との出合いが、アナタの子育てに何かプラスになれば、そしてちょっぴり肩の荷が下りたなら、それはとっても喜ばしいことです。そうなるように、ひとつこれから頑張ります。ですからそうなったら、ほめてくださいね笑。私の今の目標は、私が塾講師生活で経験したさまざまな事柄と、それについての私の答えである「ほめて伸ばす」対処法で、アナタが難しい顔からちょっぴり笑顔になれる、そんな文章を紡ぐこと。
それではしばらく、【倍ほめ】について、一緒に考えていきましょう。
#もう略してるのかよ
ブラボー先生ご予約はこちらから
- 【3月1日受験説明会の件】
- 2020. 2. 22/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 新型ウイルスのニュースが毎日TVで流れています。日本でも各地で発症された方が、と連日報道されていますね。3月1日は、自由塾三教室主催の受験説明会をする【はず】でした。はい。苦渋の決断ですが、皆様の安全を第一に考え、万が一を考え、今回開催を見送り、延期することにしました。町屋教室では毎年この(とっても忙しい!)時期に開催していて、実はこのお話しも去年の3月から企画していたものです。ずっと準備をしていましたので、とても悔しいです。とても。ですが、これ(感染リスク)、絶対(罹らないと言う保証)がないですからね。そんな状態では開催できません、という結論に至りました。ギリギリまで悩んだので発表がこんなに遅れてしまい、大変申し訳ございません。開催の動画が沢山再生数あったので、中止・無期限順延のお知らせも急遽撮りました。暗い顔で。絶対にまた企画します。受験生・受験をお考えの保護者の皆様・外部生の皆様、事情をお察しの上、何卒ご了承の程、よろしくお願いいたします。悔しさあふれる動画を撮影。どうぞ泣。自由塾町屋教室
- 【重要なお知らせ】3月1日の私立都立中学高校受験説明会について
- 2020. 2. 21/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ 【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 平素は自由塾各教室の活動にご理解ご協力頂き誠にありがとうございます。さて、先般の報道にもありますように、現在、日本各地で新型ウイルスが猛威を振るっております。自由塾三教室が初めて共催する受験説明会も、実施を目指して昨年から準備をしてまいりましたが、万が一の可能性を鑑みてこの度、無期限の延期という苦渋の決断を致しました。受験を考えている生徒・楽しみにされていた保護者の方には大変申し訳ございません。皆様が安全に参加できるようになりましたらもう一度開催目指して頑張りますので、どうぞご理解くださいませ。自由塾入谷本部教室自由塾日暮里教室自由塾町屋教室
- 【下町塾長会議】睡眠時間問題
- 2020. 2. 20/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
-
毎週木曜日は下町塾長会議の更新日。進学個別桜学舎亀山塾長・大島栄伸塾飯塚塾長と運営しているYoutubeチャンネル【下町塾長会議】。先週は入試繁忙期のためお休み頂きました(実際は収録本数見誤った笑)。今週からまた新クールでお送りしています。本日の議題は質問コーナー『小中学生は何時に寝るのが良いでしょうか』の件。ご質問いただいた自由塾町屋教室の保護者の方、ありがとうございました!受験終わっちゃったけど、ごめんなさい!アンブレラマーカー差し上げます!今回ロケでお世話になった塾は、足立区西新井にあります【早稲田スタディ!】さんです!とってもきれいな塾でした。ありがとうございました〜【下町塾長会議目安箱】是非、お悩み・ご質問や塾長たちにこんなことを話し合ってほしいという「質問」を「目安箱」にお寄せください! 採用された方には、3人からささやかなプレゼント(特製!オリジナル「アンブレラマーカー」です!)を差し上げます!↓こちらのフォームからお願いします!自由塾町屋教室
- 【ブラボー先生®教育コラム】壁の存在
- 2020. 2. 17/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 【親子で読もう!】
※発破を掛けるため、多少誇張して書いてます。
よく、停滞する状態を比喩する言い方に壁を用いて、『壁にぶち当たる』とか言いますよね?
ここで問題なのは、『壁にぶち当たったから停滞しているのであって、自分が悪いのではなく、壁がある(私は悪くない。悪いわけがない)からしょうがないじゃん。』
とか思っている子。
とか、そもそも本人が『壁』とか言っちゃう『壁』は、本人がそこにある、と思っているだけで、その実態は実は壁どころかハードル走のハードル(危険防止のため進行方向に倒れる、見た目はきちんと障害だけれでもその実態は極力怪我しない設計のアレ)だったりします。
または、完全な目の錯覚で、なんもないのにそう見えてる(重症)状態の場合があります。
ぜ〜んぶ、ケガするのが嫌だからって、ケガする前に屁理屈こくタイプ(どきり)の言い訳なのです。
もう一度。全部マルっとこれ、言い訳であります。
単語覚えられない・何度やっても解けない・好きじゃない、とかとおんなじ。アマちゃんの言い訳なのです。そう言えば、だれかが助けてくれる、そう言えば少なくとも名分は立つ、そう言えば【挑戦したけれども、前向きに倒れた】っぽく見える。
甘い(ので、ピンク)。
我々大人は、キミタチと同じくらいのころ、そんな仮想の壁を何度も思い描いて、同じように壁にぶち当たって怪我しておおげさに痛がったフリをした経験があるから(ぎくり)、そんなのお見通しなのです。
それでも我々大人は、キミタチの言う壁など絶対に乗り越えられる、キミタチの本気はそんなもんじゃあない、と信じているのです。
仮に、仮にその壁が本当にあったとして(ブラボー先生は今、話を進めるためかなりキミタチに譲歩しようと考えた)、ぶち当たった程度じゃキミタチは玉砕(木っ端みじんに)しない。そりゃ、ま、結果がでないだろうから、相当凹むだろうけど、死にはしない。
そう。壁にぶつかって倒れたくらいでは、人は死なないのだ。
むしろ、壁の厚さをはかり、高さを見定め、舌をなめずり、『よ〜し、やったるか』って、そんな不屈の心意気を我々大人は期待しているのだ。
読んでいるキミタチの中には、結果のみが評価されるテストの分岐点にいるものもいるだろう。
壁(とキミタチが思っている)の向こう側には、明確なゴールがあって、壁があるから前が見えない、越えられないともがく。
ゴールはそれぞれ入学試験や、検定試験だったり人それぞれ。
でもこれ、君たちだけが苦しんでるわけでなく、人生ずっと変わらないからね。一緒に読んでるお父さんお母さんはもはや壁知らずの超人なんです、なんてことも、もうこの先障害なしに人生楽勝なんてことも無いからね(ドキュン)。思い通りに事はすすまず、すすめるためにコスト(この場合は努力)をちゃんと対価として支払わなくてはならないの。
だからまあ、なにが言いたいかっていうと、そんなことで悩んでいるのはキミだけじゃないから、ぐっと歯を食いしばって、来るべきもっともっと大きな壁に向かうため、今はとりいそぎそれ超える為に出来ることをやってみな、ってことなんだ。
というかもう、這いつくばってる暇はないだろう?
もうあきらめて、
さくっといっちゃおー
自由塾町屋教室ブラボー先生
前のページ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
次のぺージ