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「受験はスタート地点!」
2017. 1. 19/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
「受験はスタート地点!」
毎年この時期に受験(受検)目前の塾生達にかける言葉です。
受験生達は、一瞬「えっ?」という顔をします。「受験を目標にここまでがんばってきたのに、ゴールじゃなかったの?」

そこで、もう一押し。
「受験ごときがゴールなんて、つまらない人生だろ?
 いい結果が出ようと、残念な結果が出ようと結果が出てからの方が、ずっと大事なんだよ。
 受験後をどうやって過ごすか、どうやって生きていくか、そっちの方がずーっと大事!!
 受験ごときで燃え尽きてしまうような、つまらない人生だけは送るなよ。」

そう言って、彼らを入試に送り出します。
そう、受験ごときで燃え尽きず、そこからの人生を雄々しく生きていく
そんなたくましい人間になってほしいと心から思うのです。

受験生の皆さん、「受験はゴールではありません。スタート地点ですよ。」

                  中島
都立高校推薦集団討論直前練習会
2017. 1. 16/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /



中央大学の施設をお借りして、“本番よりも緊張する”集団討論勉強会がスタートしました!


いよいよ間近に迫ってきた都立高校・推薦試験。軒並み高倍率な推薦試験では、学力調査(つまり内申)だけではない生徒の自主性や対応力をみるため、都立高校全てで集団討論が必須となりました。これに個人面談・学校により作文や小論文、プレゼンテーションを加え合格者が選抜される仕組みです。

去年の12月18日。各中学校内で、全員顔見知りを【他受験生】、担任や校長先生を【試験官】と仮想してやってきた子供たちにとって、前回の集団討論練習会はとても大きな衝撃を受けた一日だったのではないでしょうか。右も左も知らない場所(しかも会場が遠かった…)、同じ塾の子も、ちがう会場へ誘導・・・連れられて入った教室内の試験官も知らない人ばかり、怖そうな人や、優しそうな人、さまざま。

追って、勉強会の流れが司会者より発表。え、みんなそれぞれ討論するんじゃなくて、みんなの前で討論するの?きいてないよ!(言ってない。)え、おれ、第1グループ?心の準備できてないよ!3分で何考えりゃいいの?え、もうスタート!?頭ん中、まっしろじゃ〜〜〜〜〜!・・・・!あ、時間切れ。おわった。全然発言できなかった。おれの推薦、詰んだ・・・

・・・君、・・・え、あ、はい?・・・A君、聞いていますか?あ、はい!・・・今の返事は大きな声でよかったんだけどね。自分の意見があまり言えてなかったね。あと、下を向く癖があるね・・・・それから、ブラブラブラブラ・・・

もうだめだ。考えてきたことちっとも言えなかった。さっき俺たち審査していた先生が『その場で討論するんだよ』とか言っていたけど、そんなの緊張して言えるわけないよ。でも、でも。・・・こんな緊張した、という経験だけでも事前にできたのはでかかったな。うん。もう一回チャンスあれば本番に向けてなんとかなるかも。今回が本番でなくて良かった・・・



と、いうポジティブシンキングなあなたの為の2回戦。


 

前回子供たちの討論を見ていて私が強く感じたのは、この子達、いいこちゃんぶってるな、という事でした。『討論』が『議論』の場でなく、『発表』の場になってしまって、みんなで新しい発見をするだとか、意見を練り上げていくということがほとんど見受けられませんでした。で、発表する意見も優等生なものばかり。みなさん。都立高校ははたして、『こんなに優等生なワタクシ。』を見るためにわざわざ集団討論を全校必修にした、と本気で思いますか???

なんだかなあ。そんなあ訳はないのです。周りにいるのは『同じ問題を取り組む同志』です。隣を引きずりおろして、グループトップになれれば推薦合格?それははっきり言って間違いです。みんなで考えをまとめることができるか。他を良く見聞き、助け、同じゴールに向けているか。けして自分のメモ書きだけではない、『あなた』の事を試験官は見て、『他の生徒の意見を聞いて生まれたあなたの考え』を聞いているはずです。今回の2回戦では、果たして自分をもっとさらけ出すことができたのか???




練習会直後。みんな真剣にブラボー先生のアドバイスに耳を傾けます。


今回自由塾からは3教場総勢8名が討論練習会2回戦に参戦しました。みんな、前回よりも成長がみられたね。確かな成長をしっかり見届けました。私は5グループ中3グループ評定委員、他は見学していましたが、本当にみんなの頑張りにびっくり。よっしゃ、後は本番を待つのみ。体調にはくれぐれも気を付けて。今できることはすべて、試験会場に置いてこよう。


何度も言いますが、高倍率の推薦試験に『かける』のは、リスキーです。でも、万全の準備をした方が絶対いいに決まってます!昨日、私はこんなに立派な討論ができた彼らを早く高校の先生方に見せたくて、武者震いがしました。


さ、いってこい!チャンスは、二度来る。




3教場合同写真は本当にレアなのだ(笑)

自由塾 ブラボー先生




 

【謹賀新年】誰の上にも日は昇る
2017. 1. 4/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /


あけましておめでとうございます。本年も自由塾町屋教室と、ブラボー先生(笑)をよろしくお願いいたします。



さて、新年のご挨拶も無事済みました。でも実は本年最初のブログはまだ後半戦が始まる前に執筆しております。冬期休暇中、何度も何度も弟子たちの事が気になりました。多くの時間はお屠蘇を飲みながら、ですが。

『○○、不安になってないかな』
『○○、まさか遊びに行ってないだろうな』

弟子の不安は師にとっても不安です。微塵も感じさせませんが、毎年内心ハラハラ。彼らには勉強するしかないのです。保護者に比べたら、『やること』があるだけまし、と言えそうです。保護者は完全に応援団。つらい日々が続いていると思います。我々講師陣はといえば、もう少し温度は低く、冷静にあと1点でも多くとるために試行錯誤しながら授業を構築しています。

以前も書いたと思うのですが、塾長はかつて私に、都立中高一貫校対策クラスを立ち上げた一年目、何も情報の無い適性検査に対応するため一つの授業を作るのに同じ時間・下手するとそれ以上準備に使うと言っていました。大学卒業後初めて講師をしていたころ、私も不器用ですから妥協をせずガンガンと詰めて、ボリューム満載の授業をしちゃってました。自分の不安を埋めるように。でも、いい意味で余白を作るのだ、という事も17年間の講師生活でわかるようになってきました。生徒に自信をつけさせるためわざと簡単な問題を出すとか、うっかり私がミスをするとか。色々こちらも考えているのですよ(笑)教える教科は毎年同じですし、毎年受験生と受験問題に取り組んでいますから、すこしづつ余裕も出てきてます。ただ面白いもので、教える物は一緒でも教わる者が違います。故に、生徒毎に同じ授業でも『!わかった!』、『?わからない?』の差がでてくるのです。

これからどんどん2020年教育大改革にむかっての概要がわかってくると思います。アンテナを立てて、我々が様々な情報をきちんと精査して当事者である塾生にフィードバック、対策を練っていかなくてはなりません。



奇をてらわず、基本に忠実に。様々な体験を通して自分から考え、行動する子供たちを育てる。



大したこと言ってないじゃん。いいえ、これが出来たら何者にでもなれますよ。わたしは大それたこといっていると思っています。ですからこれを達成するため、本年も愚直にまっすぐ、のびのびと子供たちと学んでいきたいと思います。

私の2017年の大目標です。




2017年新春
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ブラボー先生
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