- その悔しさをバネに
- 2017. 10. 23/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
だいたい、解らないところすらわからん、って言っているこに限ってどこか他人ごとのように自分の成績を見ていることが多い・・・・かと思えば試験後、不機嫌な顔して授業に来て『不機嫌になるほど結果が悪かったのだろうが、本当にその点数を超えるほど勉強したのかい』と聞くと、もっと不機嫌になる・・・。
やってないけど高得点は、ないです。点数、それはそのまま自分の理解度・授業態度だと思ってください。100%,いや120%進捗を理解して、そしておっちょこちょいなミスがなくてはじめて100点。あれもこれもよくわからないけどテストでは『ワンチャン』100点なんて、あるわけがない。
だいたいわかった、そんな気持ちで何ヶ月に一度の定期テストを全て網羅した、と勘違いしていたら、やっぱり痛い目合うわけで。で、ものの見事にのど元を過ぎるとす〜ぐほらまた、復習がおろそかになる。勉強に納得する時間が、あまりにも早すぎる。そしてみんな御多分に漏れず、自信過剰になる。
やるもやらないも自分次第。でも、周りで頑張ってやってる人いたら、だんだん影響されていきますよね?自習室を使いましょう、いい雰囲気の中皆で切磋琢磨していきましょう、ってそういう意味でも伝えています。
アナウンスをしっかり(しつこく笑)してきたのでありがたいことに試験前、通常授業を問わず、『ちょっと塾いって勉強しようっかなあ』って子が増えてきました。登校下校の間にわたしと一言二言はなすときに、学校の様子、勉強進捗を聞けると私もうれしいです。先週も、土曜日にも拘わらず一生懸命勉強に来ていた生徒が何名かいました。(一人は反強制みたいだったけれども)
もし塾を探しているようでしたらその塾のコンセプトをよく聞いておくことです。自由塾の塾是はいきいきと学ぼう!です。単語を覚えたり、出来なかった問題を再度解くのはやっぱり骨がおれる。けど、頑張ってやる。そんな子供と、そうなりたいと決心した子供が多く通う塾です。な〜に、みんな最初からできるわけじゃあない。
現在何名かイレギュラー的に中3生の体験授業を行っています。中3生、今年は募集しませんでした。現・中学2年生の数も定数間近に付き、このままいくと新年度の新中3生の募集はできなさそうな見通しです。この期末試験で自分を変えると決めた中1・中2生徒を若干名最終募集いたします。詳しくはこちらからエントリーしてください。
学年1位!の頑張った子供も、ゲゲゲな成績を持ってきた子供も混在している自由塾。だからひとりひとりにとことんやります。下を向いてる暇などないだろう?
やる、と君がいうのなら。
自由塾町屋教室
ブラボー先生®
- 敬称
- 2017. 10. 16/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- 今時の教育業界では、
生徒を敬称で呼ぶようにと教員にお達しがあるそうで。
ふむ。
・・・10何年も前ですが、名前をもじってニックネームで呼んでいた生徒がいました。その後、普通に勉強を一緒に何ヵ月もたったある日の夏期講習。親御さんから『子供が講師にあだ名で呼ばれているから塾に行きたくないと言って いる』と急に言われ、小学部と中学部の空き時間に菓子折りもって挨拶(謝罪) に行ったことがあります。
どうやら真相はその前の週に宿題をあまりにもやってこないのでわたしに居残りを命じられたのに、 今週もやっていなかったのを親御さんに言えず、 かといってそのまま塾に行けば2日連続居残り確定でまたパパママ にバレちゃう、からでた創作(後で発覚)だったのですが、 それでも親御さんは私が悪い、と断じました。いやいやいや。・・・かわいいニックネームですよ?(笑)謝りました、もちろん。でも、本当に嫌だったかどうかなんて、 ガワで付き合ってる訳じゃないので解りますよ、ええ。う〜ん、でも、配慮が足りない、といわれればその通り。たしかに敬称で呼んでいたらこんなことにはなりません。
玄関でただただ平謝りのわたしと、お父様とのやり取りを柱の影で聞いている○○ちゃん・・・
そののち真相を明かしてくれた(まあ要は2連続で宿題やっていなかった)○○ちゃんは気まずくなったのか、結局進級を目前に控えた2月、突然塾を卒業していきました。 自由塾は歩留まりが多く、 中途退塾が非常に少ないので凄く印象に残っています。・・・そうか、 あの子はもう大学生か。
わたしが本人を和ますために付けていたニックネームがそんなに気に入らなかったのか、 事が大きくなり気まずくなってしまったのか。 いや実際呼ばれていて満更でもない顔してたし、 嫌がってる様子は無かったのですけれども?
わたしは基本、ストレートにしたの名前かそれをもじった愛称を付けて呼び掛ける 事が多いです。体験初日から。 そしてそれはわたしの心理的アプローチの核とも言える部分で、 今さら代えられません。が、ただ、 嫌な気持ちにさせるのも本意ではないので、 もしも万が一そんなことあったらお知らせください。 菓子折りもって伺います←懲りてない
追伸
わたしは結構『ねえ、よしも〜』と呼び捨てにされております。横浜の仲のよい先生のニックネームは『ガン〇ム』(笑)。TPOさえわきまえれば、別に悪い気はしないけどなあ。
『ココまちがっとるぞ、おじさん/おばさん』と
生徒に呼びかけ、どっちがおじさんやねん
というやり取りをしつこくするおじさん(笑)
自由塾町屋教室
ブラボー先生®
- 自由塾のプラチナレッスン
- 2017. 10. 11/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 先週、私が担当する都立中対策クラスで特別授業「『メディア・リテラシー』を題材にしたケース・メソッド*」を行いました。先ずは、ケースとなる教材の音読から始め、●メディアとは何か●メディアの特色●メディア・リテラシーとは何か●メディア・リテラシーはなぜ必要なのかなど、いつもとは違った授業展開でしたが、生徒は真剣に考え、主体的に学んでくれました。私見ですが、LSRW** スキルは外国語を学ぶときだけでなく、母国語である国語でも大切な要素だと考えております。加えて、ケース・メソッドは、双方向で主体的かつ他者からも学べる学習方法です。都立中適性検査で求められるスキル「自分の考えを論述する」を養成するに打ってつけの学習方法であると考えております。そして、特別授業のクライマックスは、ゲストのレクチャー。朝日学生新聞社***の市野修平氏に、「普段授業で使用している小学生新聞の構成」と「メディア・リテラシー」について、プロの目線でお話しいただきました。また、Q&Aコーナーにおける「どうすれば作文を上手に書けるようになるのか」「なぜ朝日学生新聞社で働いているのか」などシンプルな質問にも丁寧に答えていただき、受講生は新たな学びを得て満足していました。市野さん見学だけのはずが、無茶振りにも快く対応していただき、ありがとうございました。自由塾の今回だけのこのプラチナ・レッスン。一番学びが多かったのは、講師である私だったのかも知れません。河野講師河野のブログです。こちら からどうぞ!読んでいただけると、うれしいです。
- 大学入試改革についての考察と自由塾の存在意義
- 2017. 10. 9/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
授業は確かに夕方から。でも、塾の先生は朝から一生懸命お仕事しているんですよ。先日は、自由塾が加盟する東京私塾協同組合主催の都庁会議に参加。教育委員会の方から現場の生の声というものを聴いてきました。今回は平成30年度都立高校学力検査(所謂入試)の変更点と2020年の大学入試改革の概要を。
都立高校入試の細い変更点などは、内部生の保護者の方一人ひとりに11月の進路相談でお話しようと思います。保護者の方にはお手紙したので全員予定つけてくださいね。この面談で第一志望・第二志望を確定したいと思います。
さて。大学入試改革の大きな柱は、今までの『暗記と再生』(覚えた知識を問う問題)から、学力三要素を多面的・総合的に評価するもの、とあります。これは大きな変換です。文部科学省によるとこれはすなわち「知識・技能」 「思考力・判断力・表現力」 「学習意欲」を指すそうです。詰め込み教育の完全否定です。
・・・真ん中、『思考力・判断力・表現力を育てる』。これは以前から当塾長中島が提言してきた都立中高一貫校を受検する生徒をそだてるためのカリキュラムと全く同じです。そうして我々は入塾面談や授業中に『後伸びする学力』として説明してきました。塾是である【いきいきと学ぼう】とともに【後伸びする学力】【自ら考える子を育てる】とは、自由塾を表す大切なキーワードです。
思考・表現コースや都立中高一貫校でのクラス内では意見を活発にかわすまさに寺子屋式アクティブラーニングを通して他者の意見に耳をかたむけ、自分の答えを精査する能動的な授業を展開しています。私が考える寺子屋式アクティブラーニングとは、敷居を低く、高額ではない授業料でも、どの子も対話や相互理解を通じて問題を考え、表現して判断することができると実感する授業のことです。このクラスのみんなはそれぞれお互いを刺激しつつ、今年の夏期講習などは自習室の椅子がたりないほど意識の高い子供達に成長します。こうしてコラムを書いている土曜日ですら自主的に自習室にやってきます。本当に誇らしい。
彼等が大学入試を受験するそう遠くない未来には、そうやって問題を解決できる者が本当の勝利を勝ち取るようになります。もう、ほんとうにすぐそこに。
どこに出しても恥ずかしくない。
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- 勉強についてのあれやこれや。
- 2017. 10. 2/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
我々がほぼ完ぺきに振替を充てるのも、勉強したい子供を断りたくないから。でも振替授業をやらせたいのが親御さんだけの場合、結局やる気のない子供は伸びないのだけれども、そこに親御さんは気付かない。塾に行かせることが仕事になってる・行くこと【まで】で目的を完遂したと勘違いしている生徒。おおいのです。こういうタイプ。
綺麗なノートを書くというそのことだけに執着している子。または、答えのみを異様に知りたがる子。書いているその作業に満足してしまい、せっかく書いた解法・解答を後日(または当日自習で)まったく有効活用してくれてない子のなんと多い事か。
保護者の方からメールで、うちの子何を勉強していいのかわからないと言ってますなんて聞きますが、うーん、勉強の仕方はいいますが、あくまでこれはアドバンス程度にきいてもらいたいですね。本来、こういう事って本人が試行錯誤してやるものだから。手取り足取り教えてしまう(または講師のスタイルを押し付けちゃう)と、その子は指示待ち人間になってしまうかもしれません。宿題は私達がこの子の苦手を自宅で反復(復習)するために課した部分なので、基本的にはやってないことを出されることはないのです。子供のいうことを真に受ける保護者から『宿題が全くわからない』と言われているようだと。だからウチの子供は宿題ができない、って言わることもたま〜にありますが、それは塾でやったことをもう既に忘れていることになります。出来たこと、覚えた解法を反復で身につける前に、きれいさっぱり削除している。で、先週の復習を一からやり直し、先生と一緒だとできる。じゃあ家復習やって来いよ、3行前に戻る。このループ。私達、けしていじわるで宿題出しているわけではないのですよ。
やる子は言われなくてもやる。または塾にきて色々なものに感化されて光を放つ子だってたくさんいる。そんな中、頑固にやってこないツワモノも確かにいます。こちらも手を変え品をかえ、時には担当変えてどうにかやる気を引き出せるよう努力します。対して子供は平然としていて、『やる気を引き出せるものならやってみな』的な態度(まあここまで生意気な子はそうはいませんが)だと、特に私は俄然エンジンに火がはいります(笑)。
勉強は一にも二にも『誰が何のためにやっているか』がきちんと確立していないとその速度にバラつきがあります。当然ですね。
一度解けた問題を、【一度しか解けてないからなれるまでやる】と、【一度見たことある、解いたことあるからもうやらなくても平気だ】、と思う生徒には指導方法も当然宿題の種類や量にも差は出てきます。
宿題は生徒を懲らしめるための儀式ではないです。必ず宿題をだす、でおなじみの(笑)、自由塾とて、例えば取引のようなゲーム性を持った授業で、満点なら宿題なし!と言って生徒のやる気を出す講師もいるでしょう。こいつならもっとできる、とクラスでやった範囲以外も予習で宿題をだして、本人がどう取り組んだか、を見たいという講師もいることと思います。
『成績があがらないから塾を変えよう』のまえに色々と話しておきたい、と私が思うのは、はたして本当に頑張っていたのに成績が上がらなかったのか、をよく話したいからです。どの塾にいっても変わらないただ一つの事実は、『やるのは自分だ』という事なのです。だって、うちに入るときにだって確かに1ヶ月も時間かけて相性を見て、自分で入塾をきめたのだから。
町屋一のおせっかい
自由塾町屋教室
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