【京華中学・高校の入試報告レポート】
〈中学入試〉
●応募者数が1508名、入学者数が197名と、昨年に続き厳しい入試に。
●特別選抜クラスの合格最低点は210〜212点。
但し、事前相談があった場合、5%程度(15〜20点)の加点あり。
●主な併願校
獨協、成城、日大豊山、高輪、聖学院など
〈高校入試〉
●応募者数277名、うち入学者数195名(内部進学者を含む)。
●併願校として多かった学校
・私立高校 国学院、中央大学附属、明治学院、明大中野、日大豊山など
・都立高校 北園、小山台、戸山、上野、豊島、文京など
〈大学合格実績〉
●国公立大学
東工大、電気通信大、千葉大、埼玉大、防衛大など13名。
●私立大学
早慶上東理21名、GMARCH77名など私立大学合格者数延べ815名と好結果。
〈その他の情報〉
●オーストラリア夏期海外研修が今年度より復活。
●中学探究科をバージョンアップ。高校探究科は2年目に突入。
【京華女子中学、高校の入試報告レポート】
〈中学入試〉
●受験者数が205名→391名と、昨年の約2倍に。
●成績の上位層が増え、例年であれば合格できている受験生が不合格となるケースも。
●併願校として多かった学校
・女子校 三輪田学園、麹町学園女子、十文字、中村
・共学校 桜丘、芝国際、目黒日大
・公立校 白鷗、桜修館、富士、東大附属
●公開模試による事前優遇制度は継続するが、基準を少し上げる方向で検討中。
〈高校入試〉
●出願者数161名→193名と昨年度の約1.2倍、うち単願出願者数は62名→90名と昨年の約1.5倍に。
単願の生徒が年々増加している。
●併願校として多かった学校
・都立高校 晴海総合、武蔵丘、向丘、上野、江北、髙島
・私立高校 国学院、中央大学高校、郁文館
●事前優遇制度の基準について、見直す方向で検討中。
〈大学合格実績〉
●早慶上理11名、GMARCH14名と難関私立大学合格は増加傾向。
●国公立大学は東大、大阪大、東京外国語大に挑んだ生徒がいたが、合格に至らず合格者は1名となり、課題を残す結果に。
【京華商業高校の入試報告レポート】
●入学者数は118名(前年度比33名減)
●19年連続で日東駒専に20名以上合格。
また、18年連続で大学現役合格率90%以上を達成。これはは中堅私立高校や他の商業高校と比べても非常に高い数字である。
●高い大学進学率の一因として、クラブ活動や生徒会活動など特別活動への積極的な参加が推薦型や総合型入試で評価されていることが考えられる。
●希望進路に合わせた個別指導を徹底し、面接や小論文指導、過去問対策などにも積極的に取り組んでいる。
【全体を通じての中島所感】
面倒見のよさや入学後の満足度では、もともと評価の高い京華学園。
3校ワンキャンパスで、「新しい京華学園」がスタートするということで、これまで以上に先生方の意気込みを感じました。
今後のさらなる躍進を予感します。