こんばんは!
東京下町・都電沿線で自由塾町屋教室/ブラボーボックスを運営しているブラボー先生®こと、教室長のヨシモトです!よろしくお願いします!
夏期講習中の一コマ。咳は出るけど元気って生徒は積極的にオンラインを利用して授業を受けてます。
それは講師もおなじ笑?ユリアナ先生が自宅から逆オンラインをしているところを激写笑。80インチ弱の巨大モニタに、実物よりも大きな講師が大声張り上げて英会話のレッスンをしておりました笑。
さて、二学期/後期がはじまりましたね!今日は「学習塾になぜいくのか」という、ちょっと根本的な話をしてみようと思います。
面談でよく聞かれるんですよね、「うちの子、塾に行く必要ありますか?」って。で、私はいつも「必要ないかもしれませんよ」って答えるから、保護者の方はびっくりされる。だって本当のことですからね。
・・・まあ、よくよく考えてみたら、なんでこんな解像度の低い質問されるのかしら笑。ワタシャお宅のお子さんにあったことも、教えたこともありませんぜ!!
閑話休題。
学習塾に行く理由って、突き詰めると「自力で考える力」と「外に情報を求める力」、この2つのバランスを整えるためなんですよね。
まず「自力で考える力」について。これは言い換えれば「自学自習力」です。自分で問題に向き合って、解法を考えて、間違いを修正して、反復練習する。
最終的には、教科書と参考書、辞書さえあれば、どんな問題にも立ち向かえる。そんな力です。
当教室はこの力の育成を一番に置いている学習塾で、「自学自習」はちょくちょくキーワードとしてこのブログにも登場してきますね。
でもね、この自力だけじゃ限界があるんです。特に現代は情報社会。一人で悶々と考えているより、適切な情報源から効率よく学んだ方がいい場面が山ほどある。だから「外に情報を求める力」も必要なんです。
この2つのバランスが崩れるとどうなるか。
自力ばかりに頼る子は、確かに粘り強い。でも、遠回りしすぎて時間を無駄にしたり、間違った方向に突き進んでしまったりする。頑固すぎて、周りのアドバイスに耳を傾けない。
逆に、外の情報ばかりに頼る子は、すぐに「教えて」「答えを見せて」となる。自分で考える前に、講師や友達、最近だとAIに答えを求める。これじゃあ、いつまでたっても実力は身につかない。
私たちの塾では、この2つのバランスを意識した指導をしています。
例えば、授業では「過剰に教えすぎない」ことを心がけています。解法をそのまま教えるんじゃなくて、
「この問題、どこから手をつけたらいいと思う?」
「前にやった○○の問題と似てない?」
って、子どもが自分で気づけるようにヒントを出していく。
でも、適切なタイミングでは情報もしっかり提供します。効率的な解法、覚えるべき公式、間違いやすいポイント。これらは経験豊富な講師だからこそ伝えられる価値ある情報です。
要は、「自分で考える時間」と「情報を得る時間」のメリハリをつけることなんです。
子どもって、どちらかに偏りがちなんですよね。「僕は一人でできる!」って意地を張る子もいれば、「わからないから教えて」って思考停止する子もいる。
でも実社会では、この2つを使い分けることが求められる。新しいプロジェクトに取り組む時、まずは自分で考える。でも行き詰まったら、経験者に相談したり、専門書を読んだり、セミナーに参加したりする。そのバランス感覚が重要なんです。
だから学習塾は、そのバランスを身につける練習場なんです、本来は。
「自力で頑張ってみたけど、ここが分からない」って相談できる。逆に「すぐに答えを求めるんじゃなくて、まずは自分で考えてみよう」って促される。
この往復運動が、本当の学力を育てるんです。
「お子さんが自分で問題集を開いて、分からない所を調べて、間違いを直して、反復練習できるようになったら、もう自由塾卒業です」
こんなこと言うと、保護者の目がキラッキラします。
#子どもはしらんが
でも多くの子どもにとって、そこまでの道のりは決して平坦じゃない。だからこそ、適切な環境と指導が必要で、それがワタシ達なのよ、って言ってるわけ。
学習塾に行く理由は、成績を上げることだけじゃない。将来、どんな困難に直面しても、「自分で考える」と「人に相談する」を使い分けて、解決策を見つけられる人間に育つこと。
それが本当のゴールなんです。
だから、もしお子さんがすでにそのバランスを身につけているなら、塾は必要ないかもしれませんねえ。でも、まだそこまで到達していないなら、ワタシたちと一緒に、そのバランスを磨いていきませんか?
専用駐輪場ができたことで、1コマに抱えることのできる子どもの数も少しだけ増やすことができそうです。
まずは、公式LINEに登録して、ご相談にいらしてください。
それでは、今日も頑張っていきましょうか!
いきいき学ぼう
自由塾町屋教室
ブラボー先生®