7/3(木)、桜丘中学高校 の入試説明会 に参加させていただきました。
今回はその概要をお伝えさせていただきます。
【中学入試】
〈2025年度入試概要〉
●実出願者数が大幅増加。過去最高の608名に。7年前が143名ですから年々かなりの勢いで増えていることがわかります。
●出願者数増に伴い、偏差値も上昇。首都圏模試の偏差値2021年度41⇒2025年度50
近隣のこれまで中堅校と言われていたような学校も確かに大きく伸びて、偏差値的にはそれ以上の学校も少なくありません。
ただそれらの学校と、大学合格実績は同等あるいはそれ以上では?というところが桜丘の凄いところと個人的には感じました。
●入学生データ
・入学者数127名 男子52名 女子75名と今年度は女子多めでした。
〈2026年度入試要項〉
●日程 2025年度とほぼ同様
2/1午後の「3年特待入試」が2科に。受験生の体力に配慮してとの説明がありました。
他は変更なし。
●2科、4科入試 ※4科受験の場合、4科または2科(国・算)の得点率の高い方で判定
・B特待(入学金半額免除)得点率80%程度で合格
・一般 得点率65〜70%程度で合格
●3年特待入試 ※B特待、一般へのスライド合格あり
・S特待(3年間全額免除) 得点率90%程度で合格
・A特待(3年間半額免除) 得点率85%程度で合格
●適性検査型入試
・2/1午前 A白鷗型 2/2午前 A白鷗型 B小石川型
・S特待(3年間全額免除) 得点率90%程度で合格
・A特待(3年間半額免除) 得点率85%程度で合格
・B特待(入学金半額免除)得点率80%程度で合格
・一般 得点率65%程度で合格
●英検利用入試
・取得級によって保証点を設定
英検2級100点/準2級85点/3級70点/4級60点 + 算数100点満点
・B特待(入学金半額免除)得点率80%程度で合格
・一般 得点率65%程度で合格
【高校入試】
〈2025年度入試概要〉
●高校入学者数362名と前年度より60名程度増加
男子173名 女子189名
〈2026年度入試要項〉
●2026 年度も360名程度を予定。
予定されるクラス数Sコース1クラス/Iコース1クラス/Aコース6〜7クラス
●合格の目安
・Sコース
単願5科22/3科13 併願5科23/3科14 いずれも+入試結果
加点(5科のみ最大2) 英検・漢検・数検2級+2/左記各準2級+1/中学時活躍+1
・Aコース
単願5科22/3科13 併願5科23/3科14
加点(5科のみ最大2) 英検・漢検・数検2級+2/左記各準2級+1/中学時活躍+1
・Iコース
単願5科22/3科13 併願5科23/3科14 いずれも+英検準2級
加点(5科のみ最大2) 英検・漢検・数検2級+2/左記各準2級+1/中学時活躍+1
【学校としての取り組みと成果】 ※内容は学校側の説明の中から抜粋させていただいています。
●英検を通して目指す成長
年2回の「英検全員受検 」や桜丘オリジナルのフィードバックにより100%の生徒が検定取得
中3の80%が英検3級以上を取得、現高3の60%が英検2級以上を取得
●探究やキャリア教育により世界を広げる→キャリア教育優良校「文部科学大臣賞」を受賞
●高校生には3年間で計画的な大学受験プラン考えさせる
●専門教員も交えた1対2による推薦入試対策指導
【2025年度大学合格実績】 ※卒業生572名現役合格数
●国公立大学 87名
●早慶上理I 79名
●GMARCH 318名
●上位私立大・日東駒専 702名
※2019年度との合格者数の比較
難関10国立大学⇒6倍/首都圏国公立大学⇒3倍
早慶上理⇒1.5倍/GMACH⇒2.5倍
〈中島所感〉
とにかく伸び盛りというか、入口の中学入試、出口の大学合格実績とも大きく伸ばしています。
前述の通り、中学入試の偏差値も50になり、特待生になるには偏差値60程度が必要ということで、こちらの学校も早めの対策が必要になってきました。1年程度の受験準備期間では、一般的には難しそうです。
学校独自の様々な取り組みを伺い、しっかり結果を出しているのも納得しました。これからも目が離せない学校です。