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国語力は全ての学力の土台!~読解力、表現力を高めるなら
2024. 4. 25/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
(中島の履歴書はこちら→クリック
台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。
自由塾は、昨年末に45周年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。

今日は国語力について書いてみたいと思います。
自由塾は『能動的に読んで考えるカ』=インプット『自分らしく表現する力』=アウトプットを大切にしている塾です。

生徒を直接指導していてよく思うことのひとつは、「国語力はすべての学習に通じる」ということです。
特に中学受験の生徒を教えていて、算数や社会、理科が苦手と言っても、実は国語力が…ということは少なくありません。
題意が読み取れない、つまり生徒がよく言う言葉ですが「問題の意味がわからない」のです。
これって、とりもなおさず国語力ということです。
国語力がないために、模試や実際の入試問題でも国語に限らず何点も損をしているというケースは少なくありません。

それは、中学受験しない小学生でも同様で、国語が苦手で文章が読めない、書けない生徒は、すべての主要教科で苦労するのが現実です。
算数は大丈夫と思っていても、文章題や関数系の問題になると、とんとできないということはありませんか?
社会や理科の記述問題のところが空欄ということはありませんか?
すべて国語力に起因しているのです。

中学生になるともっと深刻です。
国語を軽視しているのか、もう遅いとあきらめているのか中学生の国語受講率はあまり高くありません。
日本語だから国語はできて当たり前と思う向きも少なくないようですが、幼いころから活字に触れる機会が激減している今日、国語力の低下は顕著です。
実際、中学生になってから国語力を飛躍的に伸ばすことは簡単ではありませんが、読解や文章を書くコツを学ぶことで、国語の得点力を上げることはできます。
ただ、真の国語力を養えるのは、小学生のうち、さらに学年も低いほうがいいのは事実です。

冒頭にも書きましたが、自由塾はインプットとアウトプット、つまり国語力を重視し、育むことに力を注いでいる塾です。
ここからは特に国語力を高めるのに適したクラスやコース、特別講座をご紹介します。
①ラビットコース(小1〜小3)
低学年のうちに、「考える力」「読み解く力」「書く力」をつけることに特化したクラスです。
さまざまなテーマの文章を読んだり、それについて考えたりしながら、知的好奇心を高め読解力や思考力をを養います。
また、いろいろな素材や題材を使って、書くことの楽しさを味わいながら、表現力を高めます。と言っても最初はアナグラムや言葉集めなど言葉遊び的なものから始め、身近な書きやすいテーマで100字作文、200字作文と段階を踏んでいきます。ですから、初め2、3行で鉛筆が止まっていた生徒も数カ月すれば、原稿用紙1枚程度ならすらすら書けるようになります。
こうして、このクラスで培う学力の土台は、記述問題の増えた私立中学入試や思考力、表現力を問われる都立中学入試の受験準備にも適しています。
もちろん、中学受験しない場合でも、その先の高校受験や大学受験につながっていく力を養成します。高校受験の推薦入試や大学受験の総合型選抜入試ではほとんどの学校で小論文が課されるのはご存知ですよね⁉このような力は一朝一夕につくものではなく、しっかりした基盤を作っておくことが大切です。

②都立中学受検対策クラス(小5,6)/ プレ都立中学受検対策クラス(小4〜6)
都立中学の試験は国算理社の教科の試験ではなく、適性検査と言われる教科横断型の試験になります。
特に適性Ⅰは大人でも手応えを感じる長文を読んで、400文字前後の意見文を書くことを課されます。
まさに真の国語力が試される試験です。
上記の『ラビットコース』と同様、『都立中学受検対策クラス』『プレ都立中学受検対策クラス』でも書くこと、読むことに力を入れて指導します。
小学生新聞の書き写しや要約、感想に取り組み、また読解問題では、選択問題や書き抜き問題を協力省き、記述問題に特化した問題に取り組みます。
このような対策を1〜2年続けることで、読解力、表現力は格段に上がります。
少し話がそれますが、そのような学習だけでは、私立中学は無理ですよね?という質問をされることもあります。
「そんなことはありません。」私立中学でも都立中学と同様の適性検査型入試を実施している学校が相当数あるのです。
自由塾各教室から比較的通いやすい範囲の学校だけでも駒込中学、桜丘中学、安田学園、京華中学、京華女子中学などが実施しています。
都立と私立両睨みで、まず国語力を高めることに注力するのは、ありありなのです。

③速読解・思考力講座 (小1〜高校生)
文字通り「速く読み解く力」をつけるための特別講座です。
こちらはメディアで紹介されるような超人的なスピードで読む速読では、けっしてありません。
スイッチをオンにして、何を書いてあるのかを考えながら、正確にできるだけ速く読み取る力をトレーニングによってつける講座です。
前述のように超人的な速さを身につけることを目的としませんが、それでも1年も続ければ、一般の人の平均読書速度(約500文字/分)の倍以上のスピードで読めるようになります。例えばテストの長文の問題文を読むだけで30分かかっていたところを15分で読めるようになって、残りの15分は考えたり書いたりする時間に充てられるというわけです。
それ以上にこの講座の肝は、速く読めるだけでなく「正確に読み取れるようになる」ということです。


以上の国語力を高める講座を、いずれも5月まで2週間体験していただくことができます。
ただし、曜日によっては定員に達していて、すぐには受講できない場合がありますので、事前にご確認ください。
※前年度、小学生の時間帯は年度途中から満席となり、多くのクラス、講座を募集休止とさせていただきました。

昨年末に45周年を迎えた、自由塾の活気ある「寺子屋スタイル」をぜひ一度体験してみてください。
まずはお気軽にご相談ください。

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【弾丸出張】塾フェス2024に行ってきました
2024. 4. 22/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /
こんにちは!東京下町・都電沿線で自由塾町屋教室とブラボーボックスを運営しているブラボー先生®️こと、教室長のヨシモトです!どうぞよろしくお願いします!

さて、先日名古屋の学習塾を運営していて、塾ブログ日本一の國立先生より、【100人以上塾生集める地域人気塾】的な企画で白羽の矢が立ち、取材に来ていただきました。

それからもSNSで繋がったりして、連絡を細々としていたのですが、年明けくらいかな?「コロナ明けたので広く塾長集めて勉強会やるのでよかったら」とお声がけしていただきました。

いつもなら悩んでお断りするのですが(事務がたまるからね)、

子ども達に常日頃から、

【やるか、とことんやるか】とか偉そうなこと言ってるくせに、自身は日和ってるんじゃね?って自問自答して、気づけばYESと返信していました。

そんなこんなで人生初の名古屋入り。せっかくだから観光や塾生達の必勝祈願で有名所の神社も行くべ(ブラボー氏は実は御朱印ジャー)、名古屋城だって言ってみたいぞと前のりしてひとり修学旅行に踏み切りました。




1日目は熱田神宮と名古屋城とサウナ(休憩所で事務)と幼馴染で一日が終わり笑、二日目はセミナー三昧。

これが、本当に、勉強になった。

地元じゃ知らない人はいないくらいの規模となったワタシ達。ちょいとお天狗になっていたかもしれません。

なんだ、まだまだまだまだ子どもと保護者のために汗かけるじゃないか、と決意を新たにする旅でした。

勉強会では、川越でオンオフ合わせて生徒1200名(?)を社員2名(??)で回して100名入塾待ち(???)という松江塾の真島先生や、全国学習塾協会会長の安藤先生のお話聞けました。



真島先生の教場運営スタイルと役割が完全にワタシの上位互換で、盗めるポイントたくさんあると踏んだので、近い内に産業スパイ申し込みます。

うん。

外に出よう。

決意を新たにしたブラボー先生だったのです。

自由塾町屋教室
ブラボー先生®️
【いきいき私立中学受験 保護者の声②】立教池袋中学合格!W・K君のお母様から
2024. 4. 17/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
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自由塾は、昨年末に45周年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。

前回の保護者の声①(こちら→クリック に続き、今回は『いきいき私立中学受験コース』で学び、2月に立教池袋中学に合格した生徒のお母様からいただいた合格体験記です。
原文のまま、掲載させていただきます。

埼玉、千葉と約一ヶ月に及ぶ中学受験。最後の合格発表は、画面に映し出された合格の文字に、喜びと安堵の気持ちが湧き上がってくるそんな一瞬でした。

そんな我が家の受験は順風満帆とは言い難く、自由塾に転塾するまでは、模試の度に志望校との偏差値の差が開いていく状態が続いていました。それまで通っていた塾は難易度も課題の量もついて行けなくなり、息子のやる気も下がるというよくないスパイラルになっていました。担当の先生に相談しても最初の数回気をつけてくれるだけで、後のフォローもなく、やはり成績が上の子には手厚く、それ以外はお客様なんだろうという事を痛感しました。

このままではいけないと思い、理解に合わせて教えてくれると友人から聞いていた自由塾に、体験を経て、6年生の夏休み前に思い切って転塾しました。入塾時には理解度に合ったものや、今までの塾で使用していたテキストも併用下さり、今までの進み方のまま、スムーズに移行できました。何より、集中力が切れない時間内で理解が浅いところや希望校に合った問題を進めて頂けるので勉強の効率が上がり、以前より集中力も上がったように思います。

模試の結果に一喜一憂して、焦り、あれこれやりがちですが、志望校により問題の出し方にかなり違いがあり、過去問など志望校別に対策ができていたことが合格に一番近かったのではと終わってみると思います。

受験といえば、学校から帰ってきたらお弁当を持って遅くまで塾で過ごすと思っていましたが、家で夕飯を食べ、できる限り早く寝て、日々のペースを大きく変えずとも志望校を下げることなく、走り切ることができました。

中島先生をはじめ各教科の先生方、ありがとうございました!


  以上

お母様も書いていらっしゃいますが、W・K君はいい意味で自分のペースを変えることなく、塾でもいつもニコニコ笑顔。

入試直前になっても切迫感のようなものを全く感じさせませんでした。

結果、入学を決めた立教池袋中学を含め、受験した5校すべてに1回目で合格。見事としかいいようがありません。

短い期間で塾っ子となったW・K君。大学生になったら講師として戻ってきてくれることを楽しみにしています。

お忙しい中、素敵な体験記を寄せていただいたお母様、ありがとうございました。

         

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【いきいき私立中学受験 保護者の声①】東洋大学京北中学合格!K・A君のお母様からのお手紙
2024. 4. 16/入谷教室のブログ / 日暮里教室のブログ /
自由塾代表の中島です。
(中島の履歴書はこちら→クリック
台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。
自由塾は、昨年末に45周年を迎えた学習塾です。

自由塾は都立中学受検に強い塾というイメージをお持ちの方が多いようですが、ここ数年、私立中学受験でもお褒めの言葉をいただけるほどの実績を出しています。
【2024年度入試の合格実績はこちら】 ⇒ クリック
今回はこの2月に東洋大学付属京北中学に合格したK・A君のお母様からいただいたお手紙を掲載させていただきます。
入試が終わった2月にいただいたもので、少し時間が経過していますが、今読み返しても感慨が蘇ってきます。
最近お母様ともお話させていただきましたが、何よりうれしいのは受験で全く疲弊していないので、中学に入ってからも「さらに頑張る!」と前向きな姿勢でいるということ。
まさに自由塾の提唱する『いきいき私立中学受験』を体現してくれた生徒と言えるでしょう。
以下、原文のまま掲載させていただきます。

11ヶ月という短い間でしたが、先生方の手厚い御指導のおかげで満足のいく中学受験を終えることができました。
昨年2月に中島塾長先生との面談で「現在山村留学中の息子が中学受験を希望しているので、6年生4月からの入塾は可能かどうか?」を相談させていただきました。
4年・5年生と2年間山村留学をしていたため、中学受験のスタートとしては遅かったですが、息子の入塾を許可して下さいました。
春期講習で体験授業を受けてから4月より週3回『いきいき私立中学受験対策コース』に通塾しました。夏休みまでに4教科の基礎問題集を終わらせ、秋以降は問題演習や苦手な社会や国語の補強をしていただきました。
9月以降は毎月首都圏模試を受けていましたが、なかなか結果には結びつかず、親としてももどかしい思いでした。

息子は塾に行くのが楽しくて、一つ一つできること・わかることが本当に嬉しいようでした。自宅では過去問を何度も解き、少しずつできるようになると冬休み中は自ら「今日は〇〇学校の過去問をやる!」と頑張っていました。

12月の東附の推薦入試から始まり、1月の埼玉・千葉も体調を崩さずいつも通りに受験することができました。
1月に通いたい学校の合格をいただけたので、2月は思いっきりチャレンジ校を受けることができました。
そして3度目のトライで合格!本当に夢のようです。

本人は合格してからも浮かれることなく、次へのステージへ目を向けています。
私は子供達3人の中学受験を経験して、これほど穏やかにそして伸びやかに中学受験生活が送れたことに本当に感謝します。
これからの自由塾のご発展と先生方のますますのご活躍をお祈りしています。
本当にありがとうございました。
 
    以上

後半の「これほど穏やかにそして伸びやかに中学受験生活が送れた」というお言葉、まさに私たちの目指すところで、本当に有難く噛みしめました。
お母様、心温まるお手紙をありがとうございました。
A君のさらなるご成長、ご活躍を祈っております。

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【教務主任ご挨拶】読解力って結局なに?
2024. 4. 15/【ブラボー先生®倍ほめコラム】 /
ご無沙汰しております!

体長 1.5メートル。
棲息地域 町屋界隈
特技 年齢詐称・徘徊
苦手 禁酒

の吉澤です。

受験が一段落し、この時期は新学年で、新クラス、新メンバー、新講師陣。フレッシュな風が塾内で吹いています。私もなるべく鮮度を保とうとこの風にあやかろうと思います。

今回は読解力についてのお話です。

国語の学力は即効性がなかなか無いのが難点です。

一つの文章の解釈を数時間かけて長く深堀りし続けるのが小・中・高等学校教育の国語のカリキュラムです。

それでいて学力テストとか、入試問題は教科書からの出題ではなく「初見」での勝負ですよね。

この時点ですでに対策が異なります。定期テストは授業のメモや配布資料、プリント、ワークを勉強すればある程度の点数は確保出来ます。範囲が指定された定期テストでありながら点数が芳しくなければ、残念ですが本人の勉強不足と言わざるを得ません。

しかし実力を問われる初見の文章を扱うテストとなると、これは勉強不足というより経験値が関係してきます。

生徒が「筆者の気持ちなんてわかるわけねぇ〜。本当にそんときにそんな風に思っていたかわかんないじゃん」とよく言い訳してきます(笑)

その通りですね。だって筆者が問題を作ったわけではないので、イコールにはなりません。

だから

「気持ちは想像するんじゃなくて手がかりを文章から探さないとなの。」

と伝えています。

例えば物語の一部に以下の文章があったとしましょう。AとBで比較してみて下さい。

A
その瞬間空を見上げると、雲の切れ目から綺麗な青空が広がっていくのが見えた。

B
その瞬間空を見上げると、どんよりとした灰色の雲が一面を覆っており、どこを探しても青空は見当たらなかった。

AとBの描写からは、見上げた人物の気持ちが天気に反映されているのがわかりますね。

こういった細部の読み取りがいわゆる読解力です。

読解力と言うと抽象的ですので言い換えるならば【分析力】でしょうか。

国語にはこの分析力が必要で、感情移入は必要ありません。自分に置き換えて考えてもいけません。

しかしながら、分析力は暗記でどうこうなるものでもないので、そこは経験値を上げていくしかありません。

初見での分析力…これがいわゆる読解力の正体ですね。

そして自由塾で記述問題を重視するテキストを採択しているのも、この分析力を重視しているからであります。

単純に

「アで間違えたから、イ。イでも違うならウ」

といった選び方では分析力は養えません。子供たちにはたくさん考えて試行錯誤してもらいたいので、記述問題を重んじています。

さて、新学年いよいよスタートです。頑張っていきましょう! 


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教務主任吉澤


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