- 【日々雑感ときどき教育ブログ】N塾長のコーヒーブレイク① 〜それぞれの3月前編
- 2021. 3. 14/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 授業前のひととき。お気に入りのカフェでひとりぼーっと過ごす時間が好きです。温かいカフェオレを飲みながら、好きな音楽を聴いて…
そんな時間に心に浮かんでくるヨシナシゴトをツレヅレなるままに書いてみようと思います。肩肘張らずに…
3月は節目の月。ゴールがあったり、スタートラインに立ったり。その中で様々な別れや出会いも。塾でもいろいろなドラマがある時節です。
T君
中3の男の子。都立高校に推薦で早々と合格を決め、2月いっぱいで塾は卒塾することに。
3月上旬、ひとりで挨拶に来てくれました。玄関先に佇み「ありがとうございました。」ペコリと頭を下げるT君。
「君との授業は楽しかったよ」私が直接担当していた生徒でした。ふと見るとT君の目にうっすらと涙が。もともと口数の多くない彼ですが、私の「がんばれよ!」の声がけに何度も小さくコクリと頷くだけ。私も他の言葉が見つからず、彼の背中に何度もただ「がんばれよ」と声をかけて送り出しました。
そう言えば、T君のお父さんも元自由塾の生徒。親子二代の自由塾生でした。
誠実なT君に幸あれ!
S君
授業前、事務作業でパソコンに向かっていると、誰か覗いてる!ドアを開けて対峙しても一瞬誰だかわかりませんでした。
「S君か!」
小学校低学年から高校生の途中まで長年通ってくれていた生徒です。
彼は某都立中高一貫校に合格し、そこでも小学校の頃から関心を持っていた分野の勉強を続けていたのですが、途中壁にぶつかり迷い悩み、人間関係もうまく行かなくなった時期がありました。高校生の途中からいつも暗い顔をしていました。当時二人で食事に行ったこともあるのですが、彼の心の中の靄を取り除くことができず…あれから4年以上経過したでしょうか。
目の前に立つS君は、さわやかな笑顔で、すっかり好青年に。暗い影などどこにも感じられません。
「某大手企業の子会社に就職が決まったので、報告に来ました。」
「そうか、よかった!ほんとによかった!」
私たち塾人にとって、最高にうれしい瞬間です。
私が40年近く前、この仕事を生業(なりわい)にしようと決めた理由のひとつに
「一生付き合っていける人間をひとりでも多く作りたい。」
という思いがありました。今でもその思いは変わることなく私の胸の中にあります。
さて、もう一人書きたいと思っていた生徒がいるのですが、力が入り過ぎて(ツレヅレなるままじゃない?)長くなってしまいました。
後編はまた今度。
「いきいきと学ぼう!」自由塾代表 中島正浩
- 【下町塾長会議】冠ラジオ番組初収録!
- 2021. 3. 8/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
- こんにちは!東京荒川区都電沿線で自由塾町屋教室という学習塾を運営しているブラボー先生®こと教室長のヨシモトです!現在、HPのブログの他にも沢山の発信媒体を持つブラボー先生。ザっと上げると・・・と、ご近所の塾長先生と共同運営しているプロジェクト・下町塾長会議がありマス。どこかでご報告したかと思いますが、このプロジェクトでこの4月からなんと、コミュニティラジオの冠番組を持つことになりました!わーい!名を【月刊!ラジオ下町塾長会議】といいます。かつしかfmで毎月第一日曜日6時〜30分番組を我々三人が担当します。ブース内には、いつもの面々に加え、現場での指示や編集を担当してくださる川島Dの姿も。サウンドチェックしながら我々の放送を聞いてくださいます。初回の今回は、まず我々がだれやねん!という事から各塾長が自己紹介をして、この日のために募集しておいたお悩み相談に答えました。さらに、協賛学校読み上げや、番宣用のスポットCM収録、オープニングのドナリの練習(笑)、など、ま〜初めての事の連続。そしてまあまあ緊張した初収録が終了。YouTubeの初回収録より汗はかかなかったかな(笑)。塾の先生をしていてこういう経験ができるとは思いませんでした。人生、どんな事があるかわかりませんね。YouTubeと違い公共放送ですし、なにより協賛がついている番組ですから真面目にやらねばなりません(初回の放送は、私立修徳中学高等学校・私立駒込中学高等学校の協賛でおおくりします!)。別にYouTubeでふざけているわけではないですが(笑)、スタッフさんがいるので緊張しました・・・ラジオ下町塾長会議ではお悩み相談を軸にやんややんやと出来たらいいなあとおもっています!この模様はメイキング版をYouTube下町塾長会議でも放送予定です!また放送日が近づきましたらお知らせしますね!下町塾長会議
ブラボー先生®【おねがい】下町塾長会議の目安箱にて、お悩みを募集しています!外部の方・まだ体験中の方も大歓迎!どしどしご応募くださいね!
- 【誌上授業参観】地頭を鍛える・・・自由塾町屋教室塾内ツアー@思考表現クラス
- 2021. 3. 6/【ブラボー先生®倍ほめコラム】
先日、思考表現クラスにおいて自由塾ツアーを実施しましたʘ‿ʘそして間取りを図解してもらい、それを作文で説明してもらいました。
間取りをしっかりと紙に書けるというのは、空間認知能力です。3次元を2次元に書き写す訳ですからね。これが入試になると、プリントに書かれた立体図形が回転したり展開したり鏡に写し出されるという問題になりますね。これらは2次元を頭の中で3D化するので、図解作業も算数の勉強の大切な1つです。
更にそれを言葉で表していきます。同時に文章力も養おうという贅沢な授業でした。
皆、しっかりとたくさん書いてくれました。細かいミスはありますが、それは全く問題ではありません。むしろ書けたことが素晴らしい!
さて、中学受験は一般的に、6年生の1学期で受験内容がほぼ終了となり、そこから演習に入っていきます。ここからが本当の勝負となりますね。ですので、この瞬間から番狂わせが起こり、ごぼう抜きする地頭の良い子が毎年一定数います。スタートが遅くても、頭の良い子はどんどん追い抜いていきます。
地頭の良い子は何が違うんでしょうか?
それは、
❴知恵を付けてきたか❵
全てこれに尽きます。
のび太くんを例に出させてもらうとわかりやすいです。(のび太君、貴方に罪は有りません、ごめんなさい。)
のび太君は毎回新しい道具をドラえもんに借りますが、使いこなせないまま最後に失敗して終わりますね。そしてまた苦境に立たされると更に新しい道具に頼るという……その繰り返しのお話です。でもよくよく考えると、のび太君の悩みはタイムマシンやどこでもドアさえあれば大抵は乗り越えられてしまうと思いませんか?(笑)
本当に大切なのは、今持っている知識で工夫しながら問題を解くというこの深掘作業、これが知恵です。先取り学習とは対極関係にあります。
地頭の良い子は先取りをしてない代わりに、これまでの知識で何とか解こうと取り組んできました。だから知識が点ではなく線として繋がっています。足し算、引き算の延長に掛け算、割り算があることを熟知しています。
ところが本当に理解しきれていないまま、単元の表面だけを進めていくと、どうでしょう。かけ算を使わなくても解けるような問題にもかかわらず「先生、九九をまだ覚えきれていないので解けません。」と言います。足し算の延長上に掛け算があることがわからないのです。
つまり点の積み重ねになってしまっています。このまま進んでいくと毎回の問題が目新しく感じてしまい、のび太くんのようにその都度【解き方という道具】を欲しがります。
ですのでラビットや思考表現の授業で私が大切にしていることは、
「地頭を良くしよう」
です。学校で習ったことを活かし、知識の延長にある知恵を身に付けることを目標としています。とはいえ、必要に応じて軸となるものは、先に説明もしていきますから、先取りも要所で必要となります。
入試はこれまでの知識と経験が問われますね。もちろん、入試という新しい単元もアイテムもありません。それならば、日頃から「持っているアイテムでとことん闘う習慣」を付けるのが鬼に金棒です。
知識の積み重ねという縦軸は、わりとどの子もスムーズです。ですが、知識の応用となる横軸を根のようにしっかりと張り巡らせるには工夫が必要です。とことん工夫して発想を鍛え、地頭を良くしていけたら良いなと思います。
- ロボットプログラミング教室体験会~熱中しながら論理的思考力を育む
- 2021. 3. 5/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 自由塾がロボットプログラミング教室の導入を決めたのは、今から4年前。子ども達が「考える姿勢」のスィッチを入れる一つのきっかけになるのではと考えてのことでした。そして、体験会に参加してくれた子ども達の熱中して、いきいきと取り組む姿に「これは本物!」と確信したのでした。そんな開講当初から、このロボットプログラミング教室に参加してくれた生徒のひとりに当時小学1年生だったT君がいます。この春で5年生になるT君。丸4年間欠かさず参加し、黙々とロボット制作やプログラミングに取り組んでいます。その姿はまるで職人のよう 。テキスト通り作ることでは満足せず、ロボットを改造したり、プログラミングを組み替えたり…彼は「こんなことを職業にするのでは」とその姿を見守りながら、いつも思います。T君に限りません。入会当初は途中で飽きて、ちょっとふざけてしまったような生徒がいつの間にか集中してロボットやPCと真剣に向き合っている姿を数多く見てきました。もちろんただ黙々とやっているだけではなく、完成したロボットで友達と競走したり、対決したり…そんな楽しみもいっぱいです。4年間続けてきて、私がこのロボットプログラミング教室に感じる効能は・・・①間違いなく、集中力がアップします。②Try&Error ああでもない、こうでもないと試行錯誤することで、粘り強く「考える姿勢」が身につきます。③熱中して取り組みながら自然に論理的思考力がつきます。年長さんから小3までの低学年にはロボットプログラミング入門編の「自考力キッズ」もご用意しています。今なら「ロボットプログラミング教室」も「自考力キッズ」も体験していただけます。★2022年度体験会予定入谷教室 3/12(土)PM3:45~5:15・3/26(土)AM11:00〜12:30・4/9(土)PM3:45~5:15日暮里教室 3/5(土)PM2:00~3:30・ 3/19(土)PM2:00~3:30 ・4/2(土)M11:00〜12:30 ・4/16(土)PM2:00~3:30
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日暮里教室:03-3806-3610
- 速読解・思考力講座 体験会のご案内
- 2021. 3. 5/入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
「20520文字」・・・この数字、何かわかりますか?先ごろ行なわれた大学入試共通テストの国語問題の文字数です。原稿用紙52枚分。日本人の平均読書速度500文字/分で読むと、読むだけで41分、つまり80分の試験時間の半分以上を費やすことになります。
以前からご要望のあった速読講座。ついに自由塾入谷教室、日暮里教室でスタートします!
トレーニング開始当初400〜600文字/分の受講生が、週1回30分トレーニングで1年後平均1200文字/分へ。約2〜3倍のスピードになることが実証されています。(日本速脳速読協会調べ)
1200文字/分で読むと、前述の共通テストでは読むのに17分のみ。なんと残りの60分以上を考える時間に充てられるのです。1年継続すれば、一生ものと言ってもいいような力をつけられる優れものです。
こんな効果が期待されます!
●速く正確に読み解く力を鍛える
●読むスピードに連動して、考えるスピード、処理スピードもUP!
●様々な文章に触れることで、読書観を育成し、読解力の基礎を作る
●受験当日実力を発揮!〜速く読み解くことで、思考や見直し時間を十分に確保
●スポーツにも有効性(特に球技)。動体視力UP
だから「こんなお子様におススメします。」
☆都立中受検、私立中受験を考えている…小学生にとっては膨大な文章量、速く読み解く力が求められます。
☆本を読む習慣がない
☆読むスピード、話すスピード、考えるスピードが遅い
☆もちろん高校受験生、大学受験生にも!
問題を読む時間が速い=考えたり、見直したりする時間を確保できます。
〈速読解・思考力講座 2022年度新規生体験会〉 ※定員制のため、定員になり次第締め切ります。
●入谷教室 2/19(土) ・3/5(土) 18:30〜19:30
●日暮里教室 2/26(土)・3/12(土) 17:00〜18:00
※体験会では、まず現状の読むスピードを測定。その後、目の動きのトレーニングや速く読んだり考えたりする短時間のトレーニングで、その効果を
実体験していただきます。
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